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第5文型『○△□_』
第5文型『○△□_』
第5文型『○△□_』のイメージ
第5文型は『○△□_』は他の文型に比べて、
ちょっと変わったカラクリを持っているんだ。
イメージはこんな感じかな。
(イラストをクリックしてみよう)
イラストにある”S”、”V”、”DO”、”OC”は、
- ”S”は主語『○』を意味するSubjectの頭文字
- ”V”は動詞『△』を意味するVerbの頭文字
- ”DO”は直接目的語『□』を意味する
Direct Objectの頭文字
- ”OC”は目的格補語『_』を意味する
Objective Complementの頭文字
だよ。
主語『○』が目的語『□』の補語『_』をいじっているよ。
どういうことなのかな。
第5文型『○△□_』は、
他の文型よりもちょっと分かりにくいかもしれない。
でも、実際の英語ではよく使われる大切な文型なんだ。
じっくりと説明していくよ。
第5文型『○△□_』は目的語『□』の状態『_』に働きかける
さっそく例文をみてみよう。
目的語『□』が動作の対象だとすると、
この補語『_』は一体何なんだろう。
これは目的語『□』の状態を表す補語『_』なんだ。
第3文型『○△□』は
主語『○』が目的語『□』そのものに働きかけるけど、
第5文型『○△□_』は
主語『○』が目的語『□』の状態『_』に働きかけるんだ。
この違いをイラストで見てみよう。
第3文型『○△□』は、
目的語『□』そのものにちょっかいを出しているけど、
第5文型『○△□_』は、
目的語『□』の状態『_』にちょっかいを出しているのね。
うーんと、このイラストにあわせて考えると、
最初の英文では、
- 主語『○』”we”「私たち」が、目的語『□』”cat”「猫」の
- <名前>の状態『_』を、”Tama”「タマ」にしている
2つ目の英文では、
- 主語『○』”she”「彼女」が、目的語『□』”you”「あなた」の
- <幸せ?不幸せ?>っていう状態『_』を、”happy”「幸せ」にしている
ってとこかな。
その通りだよ。
第5文型『○△□_』は
主語『○』が目的語『□』の状態『_』に働きかける
って意味が、分かってもらえたかな。
第5文型『○△□_』は目的語『□』=補語『_』になる
第5文型『○△□_』の後ろの『□_』の部分は、
be動詞『△』を使って
第2文型『○△_』の英文に書きかえることができるんだ。
言われてみれば
第2文型『○△_』は
主語『○』の状態を補語『_』で表す骨組みだもんね。
第5文型『○△□_』のイラストで
目的語『□』の状態が補語『_』で説明されている様子は、
第2文型『○△_』のイラストに似ているね。
第2文型『○△_』は
補語『_』は主語『○』を説明しているから
主語『○』=補語『_』になるんだよね。
第5文型『○△□_』は、
補語『_』は目的語『□』を説明しているから
目的語『□』=補語『_』になるのね。
そうなんだ。2つの補語『_』を区別するときは、
前者を主格補語、
後者を目的格補語
と呼ぶんだ。
第4文型『○△□□』と第5文型『○△□_』の違い
第4文型『○△□□』と第5文型『○△□_』は、
見た目が似ているからごちゃ混ぜになりやすいんだ。
次の英文、どっちがどの文型か分かるかな。
- She made Mary a dress. (彼女はメアリーにドレスを作った)
- She made Mary a nurse. (彼女はメアリーを看護婦にした)
うわあ、見た目はそっくり。
本当にまぎらわしいね。
でもね、これらの英文は、
骨組みもその内容も、根本的に違うんだ。
これは第4文型『○△□□』と第5文型『○△□_』の
イメージを思い浮かべると分かるよ。
これらの英文はね、
- 前者は第4文型『○△□□』、
”make”は「作った」の意味で、
”Mary”「メアリー」に”a dress”「ドレス」を移動している。
- 後者は第5文型『○△□_』、
”make”は「~にした」の意味で、
”Mary”「メアリー」を”a nurse”「看護婦」の状態にしているんだ。
(その結果『”Mary”=”a nurse”』となる)
それでは図形で囲ってみよう。
こうやって図形で囲うと、一目で分かるわね。
第4文型『○△□□』と第5文型『○△□_』を
区別するときによく使われるのは、
第4文型『○△□□』なら『□』≠『□』、
第5文型『○△□_』なら『□』=『_』、
といった方法なんだ。
- ”Mary”「メアリー」≠”a dress”「ドレス」
- ”Mary”「メアリー」=”a nurse”「看護婦」
この判別法は
表面的に区別できて効果的なんだけど、
できるだけさっきのようにイメージで考えて、
2つの文型の本質的な違いをとらえておこう。
【発展】第5文型『○△□_』をもちいる理由
(ここはちょっと発展的な内容だよ。
接続詞”that”を学習してから、読み直してね)
ひとつ不思議なんだけど、
第5文型『○△□_』の後ろ半分『□_』は、
be動詞『△』を使って
第2文型『○△_』の英文に書きかえられるんだよね。
いっそこの第2文型『○△_』の骨組みを、
そのまま埋め込むことはできないの?
実はできる場合もあるんだよ。
そうそう、こういうことを言いたかったんだ。
第5文型『○△□_』の後ろ半分は、
いつでも第2文型『○△_』に書きかえられるの?
残念ながらいつもってわけではないんだ。
どういった骨組みをとることができるかは、
動詞『△』で決まるんだったよね。
例文の動詞『△』”find”「見つける、分かる」の場合は、
たまたまこういった骨組み(構文)が使えるんだ。
最初の例文で使った動詞『△』
”name”「~と名づける」、”make”「~にする」は、
こんなことはできないんだ。
いつもできるわけじゃないのね。残念。
第2文型『○△_』を直接埋め込んだ方が、
英文の骨組みが分かりやすいのに。
慣れないうちはそうかも知れないね。
第5文型『○△□_』の利点を理解するために、
2つの例文の後半を比べてみよう。
第5文型『○△□_』後半の『□_』の部分はね、
that
節『○△』(thatを使って埋め込まれた文のこと)
”that he is wise”「彼は賢い」を
もっとシンプルに埋め込むために、
- 主語『○』”he”を全体の目的語『□』”him”にして
- be動詞『△』”is”を思い切って削って
いるんだ。
なるほど。
第5文型『○△□_』も
こうやって見てみると、
文をシンプルにして埋め込んだ、
けっこうオシャレな文型なのね。
考えようによっては、
埋め込み文『○△』をできるだけ削った、
省エネ構文って感じだな。
理解が深まったようだね。
シンプルに表現できるという利点もあって、
第5文型『○△□_』は本当によく使われるんだ。
『○△□_』の図形や、イメージを使って、
内容と使い方にしっかりと慣れておこう。
練習問題
単語を動かして英文を作ってください。
- 第5文型『○△□_』は目的語『□』の状態『_』に働きかける
- 第5文型『○△□_』の後半は第2文型『○△_』
- 第5文型『○△□_』は目的語『□』=補語『_』になる
- 第5文型『○△□_』は第2文型『○△_』をシンプルに埋め込む