南仏プロヴァンスの家のリフォームがすごい

ヨーロッパ側の石造りの文化は、建物を長く使っていることが多い。それこそ100年だとか200年ものが、昔ながらの旧市街地区や田舎、そして教会の建物などと普通に残っています。

フランスの南仏プロヴァンスの田舎町を散歩していた頃、崩れそうな昔ながらのプロヴァンスの家をリフォームしているという光景に遭遇しました。

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リフォーム途中ですが、見るからに崩れそう、と思わざるを得ない石の積み上げと粘土で固めたような壁に、ほぼ剥げ落ちたような外壁塗装。まだ、ブロックがないような時代の昔の石造りの家の作りがそのまま見られる状態は、ある意味貴重ですが、これを壊さずしてリフォームするわけです。

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南仏プロヴァンスの小さな町、昔からの住宅地区のようで、家や建物が寄り添い、車が一台通るぐらいの場所で、業者さんも大変だろうなという感じでしたが、見た目が新築のように変わっていました。

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石造りの家とはいえども、人が住み続け、途中メンテナスはそれなりにしているから、この家もリフォームできたのだと思います。また、地震がまったくないというわけではないのですが、頻度が100年に一度あるかないかぐらいのものなので、石を積み上げただけのようにみえるこういう建物も残るわけですね。

フランスにて、建物を取り壊して新築するのは少ないような気がします。どちらかといえば、リフォームで使いまわし。もしくは、新たな土地に家を新築。リフォーム時は、断熱材や二重窓などの利用で、エコ対策をすることはフランスも同じで、やはり補助金だとか税金控除ができるようです。

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ところで、窓が少ない、窓が小さいと感じるかもしれませんが、昔の建築の構造上の理由もあるのと、南仏プロヴァンスの夏の日差しはとにかく強くて、外の熱を家の中に入れないためなんだそうです。鎧戸を取り付けている家がほとんどなのですが、冬はもちろんのこと、夏時期、朝の涼しい空気を取り込んだ後、光や熱を遮断するための役割もあり、日中は2階部分のように半開きにしている家が多いのです。間接照明を好むので、お昼間の光の取り入れ方もそのくらいで丁度いいみたいですが、個人的には薄暗さを感じざるを得ません。

しっかりとリフォームされた後のこの南仏プロヴァンスの家は、一階部分は日本でいう1LDKぐらいでふたつ、貸しアパートにしている感じでした。もしかすると、所有者は2階部分に住んでいるのかもしれません。

物を大事にする発想はもともと根強いようなところを感じますが、リフォームすることで、これだけ雰囲気が変わるのを、自分の家ではないものの、ところどころで楽しみに見ていました。

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